【見積書の実例つき】リフォーム見積もりの注意点|最安の会社を選ばなかった理由

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リフォームの見積もりを取ってはみたものの、どこを見ればいいのか分からない。

見積書が届いて、ほっとしたのもつかの間ではないでしょうか。

3社に頼んだのに、項目の書き方がバラバラで、並べても比べられない。

一番安い会社を選んでいいのか、判断がつかない。

わが家も、まったく同じ状態でした。

築23年のマンションをリフォームしたとき、3社から見積もりを取りました。

3社の見積書は行の数さえ違っていて、素人には安いのか高いのかも判断できませんでした。

危うく、総額の安い順に並べて決めてしまうところでした

この記事を書いている人
なつこ

突然、マンション水漏れの当事者になった主婦。
限られた時間とお金の中で、リフォームがスタート。
「予算なし・時間なし・知識なし」からスタートし、実体験をもとに、リフォーム完成までを記録中。

この記事では、実際にわが家が受け取った3社の見積書を実例に、リフォーム見積もりの注意点を4つに絞ってお伝えします。

読み終えるころには、手元の見積書を「総額の大小」ではなく「中身」で比べられるようになるはずです。

先に結論を書きます。

わが家は、最安の会社を選びませんでした

紙の上では一番高く見えた会社と契約して、後悔していません。

なぜ最安を選ばなかったのか。

理由が分かると、見積書のどこを見ればいいのかも見えてきます。

わが家がリフォームしたのは築23年の中古マンションで、水回りの交換と間取り変更をまとめて行いました。

業者さんは一括見積もりサイトを使わず、自分で1社ずつ探して声をかけています。

会社名は伏せて、A社・B社・C社と表記します。

目次

最安の見積もりを選ばなかった理由

3社から届いたリフォームの見積書

紙の上ではB社が最安

まず、わが家の3社の見積もり総額を並べます。

会社見積もり総額(税込)
A社約570万円
B社約526万円
C社600万円

一番安いのはB社でした。

一番高いのはC社で、差は最大74万円です。

わが家が契約したのは、一番高く見えたC社でした。

なつこ

一番高い会社と契約したの?と驚かれますが、ちゃんと理由があります。

最終的には打ち合わせを重ねて、支払いは574万円になっています。

総額574万円の全内訳はマンションリフォーム費用を全公開した記事にまとめています。

そろっていなかった比較の土俵

74万円の差だけを見ると、C社が高い会社に見えます。

でも実際は、3社は同じ工事を見積もっていませんでした。

あとで詳しく書きますが、C社の見積書にだけ入っていた費用があります。

反対に、A社とB社の見積書にだけ入っていた設備もあります。

見積もりの前提になる工事の範囲も、提案の内容も、3社で少しずつ違っていました。

つまり、総額の74万円は「同じ商品の値段の差」ではなかったのです。

安い順に並べる比べ方の落とし穴

見積書が届いたら、まず総額を見ると思います。

わが家も最初は、総額を安い順に並べました。

でも、土俵がそろっていない見積書を安い順に並べても、分かるのは数字の大小だけです。

安く見える見積書は、必要な項目がまだ入っていないだけかもしれません。

高く見える見積書は、必要なものを先に全部入れてくれているだけかもしれません。

わが家が最安のB社を選ばなかった理由は、2つあります。

  1. B社が安く見えたのは、比べる土俵がそろっていなかったから(注意点①と②で説明します)
  2. 見積書に出てこない部分で、C社を選んだから(注意点③で説明します)

ここから、4つの注意点として順番にお伝えします。

【実例】3社の見積書の中身

見積書を構成する3つの書類

最初に、見積書の基本だけ押さえておきます。

リフォームの見積書は、大きく3つの部分でできています。

  • 表紙:見積もりの日付・宛名・会社名・総額
  • 工事条件:見積もりに含まれない工事や、別途になる費用の断り書き
  • 工事内訳:工事の項目ごとの金額の明細

注意点を見ていくうえで大事なのは、工事内訳と工事条件です。

総額は表紙に書いてありますが、答えは内訳のほうにあります。

A社8行・B社5行・C社7行

実際に、わが家の3社の工事内訳を並べます。

リフォーム工事見積書内訳明細書A社
A社の見積書。8行あって、規格の欄はすべて「一式」でした
リフォーム工事見積書内訳明細書B社
B社の見積書。5行にまとまっていて、仮設工事の行がありません
リフォーム工事見積書内訳明細書C社
C社の見積書。仮設工事と解体撤去工事が別の行に分かれています
費目A社B社C社(当初)
仮設+解体748,000円(1行に合算)402,000円(解体のみ)813,900円(2行に分離)
木工事・造作1,013,000円内装と合算518,000円
内装489,000円1,103,000円(造作+内装)1,842,200円
住設機器1,628,300円2,231,053円配管と合算
設備工事(電気・給排水・ガス)906,000円(3行に分離)715,000円(1行に合算)1,788,000円(配管引替+機器)
その他238,000円
諸経費400,000円330,200円370,000円
値引き-4,300円なし-115,554円
税込合計5,698,000円5,259,378円6,000,000円

行の数からして、3社で違います。

A社は8行、B社は5行、C社は7行でした。

たとえば「解体」を見てみます。

A社は仮設工事と解体工事を1行にまとめていました。

B社は解体工事の行だけで、仮設の行がありません。

C社は仮設工事と解体撤去工事を、別の行に分けていました。

同じ「解体」でも、入っている箱が3社バラバラです

行同士を横に見比べて「A社の解体は高い」と判断することは、できませんでした。

どの会社が間違っている、という話ではありません。

見積書の書き方に決まったルールがなく、会社ごとの流儀で書かれているだけです。

箇所ごとの実額は、浴室キッチン洗面所間取り変更の記事でそれぞれ公開しています。

「一式」と書かれた行の見方

見積書には「◯◯工事 一式」という書き方がよく出てきます。

一式と書かれた行は、中に何が入っているのかが外から見えません。

わが家の場合は、B社の「設備・ガス・電気工事」の1行が気になりました。

A社が3行に分けて書いていた内容が、B社では1行にまとまっていたからです。

中身が違うのか、書き方が違うだけなのか、見積書だけでは分かりません。

見分ける方法は、シンプルでした。

「一式の中には何が入っていますか」と聞くことです。

聞かれて困る会社は、わが家の3社にはありませんでした。

むしろ、質問への答え方で、会社ごとの説明の丁寧さが見えてきます。

注意点①|各社に渡す情報

図面を見ながらリフォーム会社と打ち合わせをする様子

見積書がバラバラになる原因は、実は見積書が届く前にあります。

各社に渡している情報が、同じではないからです。

すでに見積もりを取り終えた人も、大丈夫です。

そろっていない条件は、今からそろえ直せます(やり方は章の最後に書きます)。

そろえられる情報とそうでない情報

各社に渡す情報には、2種類あります。

1つは、書面や言葉でそろえられる情報です。

要望、設備のグレード、工事の範囲、予算。

同じ内容を各社に渡せば、そろいます。

もう1つは、現物を見てもらうしかない情報です。

配管の状態や、壁の中の様子。

住んでいる本人にも分からない部分は、書面では渡せません。

わが家は両方で失敗しかけて、途中からやり方を変えました。

設備のグレードはショールームで確定

まず、書面でそろえられるほうの話です。

わが家は1社目のA社に、要望を口頭で伝えて見積もりをもらいました。

でも、届いた見積もりの設備は「A社が選んだグレード」でした。

お風呂もキッチンも、どのグレードを選ぶかで金額は大きく動きます。

会社ごとに違うグレードで見積もりが届いたら、もう比べられません。

そこでA社の見積もりのあと、ショールームに行って、設備のグレードを自分たちで確定させました。

B社とC社には「同じメーカーの同じグレードで」と伝えて、見積もりを依頼しています。

ただし、そろったのはB社とC社の2社分だけです。

先に見積もりをもらったA社とは、前提が違ったままでした。

しかも、グレードを伝えれば同じ商品になる、というものでもありませんでした。

同じグレードの中にもランクがあることに、あとになって気づいたからです(くわしくはキッチンリフォーム費用の記事に書きました)。

建具や造作にいたっては、会社ごとに提案そのものが違うので、そろえようがありません。

それでも、そろえられるところだけはそろえておく

素人にできたのは、そこまででした。

ショールームでグレードを決めた話は、タカラスタンダードトクラスの体験記事、ショールームのまとめ記事に書いています。

正直に書くと、同じ要望を会社ごとに伝え直す作業は、しんどかったです。

伝え漏れがないか、毎回メモを見ながら話しました。

A社に聞かれた配管の作り

次に、現物を見てもらうしかないほうの話です。

わが家のリフォームのきっかけは、給湯管の劣化による水漏れでした。

1社目のA社との打ち合わせで、配管の作りをとても気にされました。

どこをどう配管が通っているのか。

聞かれても、住んでいる本人に分かるはずがありません。

配管は壁と床の中にあって、開けないと見えないからです。

天井裏に通された給湯管と配管。水漏れの原因調査で確認した部分

1社目で、いきなり答えに詰まりました。

不動産屋さんで取り寄せた配管図

そこで、マンションを買ったときの不動産屋さんに相談して、配管図を取り寄せました。

マンションの配管図は、不動産屋さん経由で手に入ることがあります

施主が自分で用意できる資料として、覚えておいて損はないと思います。

配管図があれば、どの会社にも同じ資料を渡せます。

口頭で「たしか、あのあたりを通っていたような」と説明するのとは、見積もりの精度が変わってきます。

配管調査の日に合わせた現地調査

配管図を渡しても、解決しないことが残りました。

図面で分かるのは「どこを通っているか」までで、「今どんな状態か」は写っていないからです。

わが家には、水漏れの原因を調べる配管調査の予定が入っていました。

そこで2社目のB社にお願いして、現地調査の日を配管調査と同じ日に合わせてもらいました。

狙いは、漏れた配管そのものを、リフォーム会社の人に直接見てもらうことです。

B社には事前に「ちょうど配管の調査の日なので、どこの配管が漏れたのか見てもらえるかもしれません」と伝えました。

結果として、お願いして良かったです。

私が言葉で説明できないことを、B社はプロの目で直接確認できました。

同じ日に重ねたのは「配管調査の会社」と「B社の現地調査」です。

相見積もり中のリフォーム会社どうしを、同じ時間に呼んだ話ではありません。

相見積もりのマナーが気になる人は、リフォームの相見積もりは失礼?の記事もあわせてどうぞ。

今からでもできるそろえ直し

わが家の反省もこめて、渡す情報のそろえ方をまとめます。

  • 要望と設備のグレードは、紙のリストにして全社に同じものを渡す
  • 施主が用意できる資料(配管図など)は、取り寄せて全社に渡す
  • 配管調査など「現場を開ける予定」があるなら、現地調査の日を寄せられないか相談してみる

すでに見積もりが届いている人も、そろえ直しはできます。

「設備を◯◯の◯◯グレードにそろえた場合の金額を教えてください」と、各社に聞き直せばいいだけです。

条件をそろえた見積もりを出し直してもらってから、比較に進んでも遅くありません。

ただし、お伝えしておきたいことがあります。

判断材料を渡せるだけ渡しても、見積もりは完全にはそろいません。

配管の中身は、工事で開けてみるまで、プロにも分からないからです。

見積書がそろわない部分をどう考えるかは、注意点③でお伝えします。

注意点②|入っている項目の確認

見積書の項目に疑問の付箋を貼って確認する様子

C社だけにあったアスベスト調査費

3社の見積書を並べて、一番ドキッとした違いをお伝えします。

C社の見積書の仮設工事の中にだけ、アスベスト調査の費用が入っていました。

金額にして、約18〜20万円です。

なつこ

アスベストの行を見つけたときは、正直ドキッとしました。

A社とB社の見積書には、アスベストの文字がありませんでした。

B社の総額約526万円とC社の600万円の差74万円のうち、約20万円分は「入っている項目の違い」だったことになります。

無いことが手抜きではない理由

先に、大事なことを書いておきます。

A社とB社が手抜きをしていた、という話ではありません

築年数の古い建物の改修では、工事の前にアスベストの調査が必要です。

調査は法令で決められた義務ですが、見積書のどこに書くかは会社の自由です。

諸経費に含める会社もあります。

契約後の打ち合わせの段階で扱う会社もあります。

C社は、たまたま最初の見積書に1行で明記する流儀だった、というだけです。

なお、調査でアスベストの含有が見つかった場合の除去費用は、どの会社でも別途になります。

調査費が入っているから安心、という話でもありません。

「含まれていますか」のひと言

教訓は、シンプルでした。

安く見える見積書は、必要な項目がまだ書かれていないだけかもしれません。

総額を見比べる前に、項目の有無を見比べる。

そして、片方にしかない項目を見つけたら、無いほうの会社に聞くことです。

「アスベストの調査費は、見積もりに含まれていますか」

ひと言聞くだけで、あとから乗る費用が先に見えます。

注意点③|見積書で分からないこと

現地調査でリフォーム会社の担当者と話す施主

会社で違った仮住まいの提案

見積書の項目をそろえても、まだ比べられないものが残ります。

見積書に1行も出てこない差です。

わが家で一番大きかったのは、仮住まいの提案でした。

A社とB社の提案は、工事期間の1ヶ月まるごと仮住まいでした。

C社だけが「仮住まいは2週間、残りの2週間は住みながら施工」という提案でした。

仮に賃貸を借りていたら、家賃と引越しで50万円ほどかかる計算でした。

C社の案なら、半分で済みます。

でも、仮住まいの費用は、どの会社の見積書にも書かれていません。

見積書の総額だけを比べていたら、絶対に気づけない差でした

ちなみにわが家は、実家と娘の家に泊めてもらったので、仮住まいの支出はほぼありませんでした。

C社だけが出した床暖房の上貼り案

床暖房でも、提案が分かれました。

A社とB社は「使うなら新品にすべき」という提案で、30万円台の費用が見積もりに入っていました。

C社だけが「今の床暖房の上に貼る方法でも大丈夫」という選択肢を出してくれました。

床暖房を使っていたのは、私と娘でした。

夫は「どっちでもいいけど、自分は使わないかな」という感じでした。

使い方を聞いたうえでの「上貼りで十分」でした。

C社が安く見せようとしたのではなく、わが家の暮らしに合わせて、削れる道を見つけてくれたのだと思います。

開けてみないと分からない部分

ここまでは、聞けば分かる差の話でした。

最後に、聞いても分からない部分の話をします。

リフォームには、壁と床を開けてみるまで誰にも分からない部分があります。

わが家の場合は、配管でした。

配管図を渡しても、調査に立ち会ってもらっても、壁の中の配管の状態は工事の当日まで確定しません。

見えない部分の扱いは、どの会社の見積書にも正確には書けないのです。

見積書で比べられるのは、そろえた条件の範囲だけ

見積もりを取りながら学んだ、一番大きなことでした。

家ごとに違うこだわりの場所

では、見積書に書けない部分は、何で判断すればいいのか。

わが家の答えは「見えない部分に強い会社かどうか」でした。

わが家の場合、譲れないのは給湯管でした。

水漏れが原因のリフォームだったので、配管をきちんと扱える会社であることが、何よりの条件だったからです。

読んでいるあなたの家では、違う場所かもしれません。

間取りの変更かもしれないし、水回りの配置の移動かもしれません。

家ごとに「見積書の行には書ききれない、譲れない場所」があると思います。

自分の家のこだわりがどこにあるのかを先に決めておくと、会社を見る目が変わります。

現地調査で会うと分かること

こだわりに付き合ってくれる技術があるかどうかは、カタログでは分かりません。

でも、現地調査で会うと、なんとなく分かります。

こちらの質問への答え方。

似たような工事をどれだけやってきたか。

「開けてみないと分かりませんが、そうなった場合はこうします」と言えるかどうか。

場数を踏んでいる会社は、分からないことを分からないと言ったうえで、その先の段取りまで話してくれました。

わが家がC社を選んだ2つ目の理由は、見積書ではなく、現地調査で会ったときの安心感でした。

注意点④|契約後に動く見積もり

リフォームの契約書と印鑑

相見積もりと契約後は別物

見積もりには、2つの段階があります。

1つ目は、相見積もりの段階です。

目的は、会社を選ぶこと。

だから条件をそろえて、同じ土俵で比べます。

2つ目は、契約後の段階です。

目的は、選んだ会社と中身を詰めること。

仕様の変更もオプションの追加も、契約後の打ち合わせで動きます。

相見積もりの金額は「最終的に支払う金額」ではありません

最初に知っておくと、見積書との付き合い方が変わります。

わが家の見積もりが動いた中身

実例として、C社の見積もりが契約後にどう動いたかをお伝えします。

当初の600万円から、最終的には574万円になりました。

減った項目だけでなく、増えた項目もあります。

  • 内装工事:約24万円の減額(クロスのグレードを下げた分など)
  • 設備工事:約12万円の減額(打ち合わせを重ねて割引率が深くなった分)
  • 木工事:約8万円の増額(打ち合わせで追加した造作)
  • その他工事:約29万円の増額(内窓・食器棚・壁掛けテレビの下地など)

打ち合わせを重ねるほど、割引も一段深くなりました。

施工例としてホームページへの掲載に協力する条件で、10万円の値引きもありました。

読者のみなさんも真似しやすい交渉ネタだと思います。

減らした所と足した所が両方あるのが、契約後のリアルです。

最終の574万円の全内訳は、マンションリフォーム費用を全公開した記事で公開しています。

最終見積もり=実際の支払い額

契約後で一番お伝えしたいのは、追加費用の話です。

リフォームは、工事中に追加が出るのが普通と言われます。

解体してみたら劣化が見つかった、という話はよく聞きます。

わが家の場合、最終見積もりの金額が、そのまま実際の支払い額でした。

工事中に自分から頼んだパネル以外、追加の請求はゼロです。

寝室の壁紙など、細かい対応もしてもらいましたが、請求には乗りませんでした。

ただし、追加請求ゼロは「当たり前」ではないと思います。

だからこそ、契約前に確認しておくことをおすすめします。

「工事中に追加が出た場合は、都度見積もりを出してもらえますか」

追加費用の扱い方を先に聞いておくだけで、契約後の安心感が違います。

素人がやった見積書の比べ方

見積書を電卓で確認しながら書き込む様子

見積書への書き込みで削った4万円

最後に、素人のわが家が実際にやった、見積書との向き合い方をお伝えします。

一番効いたのは、見積書に自分で書き込むことでした。

C社の見積書のクロスの欄に、鉛筆でメモを書き込みながら考えました。

クロスのグレードを1000番クラスから量産クラスに落としたら、いくら削れるか。

計算すると、44,000円削れることが分かりました。

なつこ

鉛筆で書き込んだ見積書、今も手もとに取ってあります。

リフォームの見積書の内訳明細書。クロス工事の金額を鉛筆で計算し直した手書きメモ
実際に受け取った見積書。クロスのグレードを下げるといくら減るかを、鉛筆で計算しました(定価と割引率の欄は伏せています)

高い見積書を眺めてため息をつくより、1行ずつ「削れるか」を書き込むほうが、ずっと前に進みます。

見積書は、会社から受け取る紙ではなく、一緒に作っていく紙なのだと思います。

分からない行はそのまま質問

もう1つは、分からない行を分からないまま放置しないことです。

「一式って、何が入っていますか」

素人まるだしの質問を、遠慮なくしました。

答えてもらって分かったのは、質問への対応こそ会社ごとの差が出る、ということです。

丁寧に説明してくれる会社は、契約後の打ち合わせも丁寧でした。

見積書は、金額を知る紙であると同時に、会社への質問リストの材料でもあります。

今の見積もりに納得できず、もう1社増やすか迷っている人は、リフォーム見積もりは何社必要?の記事が参考になると思います。

比べたあとの断り方は、相見積もりの断り方【メール例文】の記事にまとめました。

リフォーム見積もりのよくある質問

リフォームの見積もり金額を見比べて迷う様子
リフォームの見積もりに手数料はかかりますか?

わが家が頼んだ3社は、いずれも見積もりは無料でした。

断った2社にも、キャンセル料はかかっていません。

一般的にも、リフォームの見積もりは無料の会社が多いです。

ただし、詳細な図面の作成などが有料になる場合もあるので、依頼の前に「見積もりは無料ですか」と確認しておくと安心です。

見積もりだけ頼んでもいいですか?

大丈夫です。

見積もりは契約ではなく、検討するための資料です。

わが家も3社に頼んで、2社を断りました。

嫌な顔をされたことは、一度もありません。

リフォームの見積もりは何日で届きますか?

わが家の場合、3社とも現地調査から2週間ほどで届きました。

工事の規模や時期によって前後すると思いますが、目安として2週間前後を見ておくとよいと思います。

2週間を大きく過ぎるようなら、遠慮なく確認の連絡をして大丈夫です。

まとめ|見積もりは中身で比べる

間取り図と家の模型と電卓

リフォーム見積もりの注意点を、4つに絞ってお伝えしました。

リフォーム見積もりの注意点4つ
  1. 各社に渡す情報をそろえる(設備のグレード・資料・現場を見てもらう段取り)
  2. 総額の前に「入っている項目」を見比べる
  3. 見積書に出てこない差がある(仮住まい・提案の中身・見えない部分への強さ)
  4. 見積もりは契約後も動く(最終見積もり=支払い額かを確認する)

そして、素人にもできる比べ方は2つです。

見積書に自分で書き込むこと。

分からない行を、そのまま質問にすること。

わが家は最安の会社を選びませんでしたが、選ばなかった理由を自分の言葉で説明できます。

土俵をそろえて比べたから、後悔がありません

最後に、当時のわが家に教えてあげたいことを1つだけ。

わが家は、A社の見積もりをもらってからショールームへ行き、B社とC社に同じグレードを伝え直しました。

それでも、そろえきれたとは言えません。

正直、手間でした。

今は、一度の入力で同じ要望を複数の会社にまとめて渡せる、一括見積もりの仕組みがあります。

手元の見積書が比べられないと感じたら、条件をそろえてもう1社足してみる手もあります。

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